第40回 3.21 スムーズに調整中



Photo/Yoko.Kunihiro

昨日はダク1周からハッキング1周。
今日はハッキングでコース2周という内容です。
状態面の不安は感じませんし
久々の競馬を使ったことで
シッカリと上向いてきていると思います。
追い切り後も順調ですしね。


Photo/Yoko.Kunihiro


『世界の合田に聞く、レッドディザイアのドバイワールドC挑戦(3)』
――もちろん、杞憂に終って欲しいとは願っているのですが(笑)、
     ドバイワールドCにおけるレッドディザイアの不安点というと?


合田
「重箱の隅を突つくようなことを言えば(笑)、
       いくつかの不安点が挙げられるでしょう。
       まず、日本の競馬でよく言われる、“2走ボケ”が起こらないかということ。
       マクトゥームチャレンジラウンド3は、昨秋のジャパンC以来、約4カ月振りの競馬。
       そこで勝利したことの反動が、本番で出ないかという心配ですね。
       ただ、管理する松永幹夫調教師もおっしゃっていましたが、
       マクトゥームチャレンジラウンド3のレッドディザイアは、
       前哨戦仕様の仕上げだったようです。
       状態面で言えば、トライアルを使ったことで、
       より良い体調で、本番を迎えられるのではないでしょうか」

      

――マクトゥームチャレンジラウンド3でのレッドディザイアは、
     正直、他馬にとってノーマークの存在だったと思います。
     当然、ドバイワールドCでは、
     レッドディザイアに対するマークもキツくなってくるかと思いますが?


合田
「そこが2番目の不安点かもしれません。
       確かに、馬群で揉まれるような競馬になると、少々厳しいでしょうが、
       マクトゥームチャレンジラウンド3のように、
       後方待機から直線で外を突く競馬に徹すれば、
       レース中の不利を受けることもないでしょう。
       結論としては、状態面も含め、
       ドバイワールドCにおけるレッドディザイアに対する不安は、
       杞憂に終るはずと信じています!」


【第41
回へつづく】

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合田さんがドバイミーティングを分析する
『海の向こうの競馬、そしてホースマン7』 も連載中です。