Dubai World Cup
第8回
2009年3月26日
 
 

今朝は予報通りの雨。
ですが追い切りの翌日は軽めの調整なので、
カジノドライヴの調教過程に全く影響はありません。
ダートコースで約1000mダグを踏み、
心と身体をほぐしました。

昨日の強目の調教の影響は今のところ全く感じられません。
飼食いも落ちることなく、健康・元気です。
騎乗した葛西助手によれば
「昨日よりもキビキビ動くようになってきた。
 疲れはなさそう。
 ジワっと気合いが乗ってきた感じだけど、
 ピリピリ・イライラするわけでもなく、
 レース前としては理想的な状態」
とのこと。

朝5時55分ドバイ空港に到着した藤澤調教師も
そのまま競馬場に駆け付け、
カジノドライヴの動きを確認し、
「いい感じだね」と満足気でした。

さて、昨夜はドバイ市内の高級ホテルで
枠順抽選会が開催されました。
小一時間のカクテルパーティーの後、
隣の会場に移動しレース順に枠順が発表になります。

人気馬の関係者代表が舞台に招かれ、
簡単なインタビューが入ることもありました。
しかしメインレースのドバイワールカップだけは特別な趣向。
14個並んだ馬名入りのガラス玉が光ると、
その馬の関係者代表が壇上に招かれます。
そして並べてある宝石箱を指名し、
箱を開けると枠番号が入っているのです。


           この玉が光るのです

カジノドライヴの玉は2番目に光りました。
壇上に上がり挨拶をして、いよいよ箱を選びます。
漠然と真中ぐらいの枠がいいかと思っていたので、
中段・中央にあるど真ん中の箱を選ぶと、番号は「8番」。
希望通りの真ん中です。
「馬も枠もハッピー」
とインタビューに答えて舞台をおりました。


          箱は記念にいただきました

欲をいえば、隣に先行する人気馬が入ってくれればいいな
なんて考えながら抽選を見学していたところ、
スピード溢れる逃げ先行タイプの3番人気ウェルアームドが7番を引き、
2番人気の先行馬アジアティックボーイも内側に入りました。
枠入りは最初(1番と8番から2頭ずつ数字順)になりますが、
総合的にはとても満足しています。


 「これ(優勝カップ)も下さい」とお願いすると
 「レースの後でね」との返事…


天気はこのまま土曜日までぐずつきそうです。
ワールドカップ全関係者を招待して砂漠で行う予定だった
今夜のアラビアンナイトパーティーは、
急遽市内の屋内アリーナに変更となりました。
千人規模のパーティを当日朝に変更するなんて、
さすがドバイですね。

(つづく)

 

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