《放牧地編》
社台ファームの同級生たちと、
放牧場で時間を過ごしています。
ぼくたちは、人間に例えれば、
小学校の生徒といったところ。
この日は、ぼくらが所属する社台ファーム
(幼稚園から大学まで、
競走馬になるための一貫教育をする
名門校といった感じかな)
の吉田照哉社長が、ぼくらを見に来てくれました。
「ホ~、ホ~、ホ~!」と放牧地のすぐ近くで、
奇声(?)をあげているのが、照哉社長。
世界的にも有名なホースマンだそうですが、
ぼくにとっては、優しくて、楽しい、
ファンキーなオジさんなのです。
《お散歩編》
厩舎の周りを、担当の牧場スタッフの方にひかれて
歩いてみました。
ぼく自身は、特に意識しているわけではないのですが、
競馬のプロの方々は、
ぼくの歩き方が、
とても軽くて柔らかいと言ってくれます。
それから、これは獣医の先生が言っていたのですが、
蹄が薄くて、丈夫なことも、
ぼくのセールスポイントなんですって!
《馬房にて》
ぼくが暮らしている社台ファームの馬房に
カメラマンさんがやってきました。
ななめ下のアングルから、
接写、接写、またまた接写。
最初は、ぼくも少し引いてしまったのですが、
だんだんと、テンションが上がってしまい、
最後はカメラをビチョビチョにしてしまうほどの
リアルな画像ができあがりました!
それはともかく、
ぼくの顔って、おでこの流星の感じとかが、
ディープインパクト父さんにとてもよく似ていると、
みんなから言われるんですよ。
はじめまして!
ぼくの名前は「スカーレットブーケ2008」。
もちろん、競走馬になる前の仮の名前で、
2008年に生まれた、
スカーレットブーケ母さんの子供という意味です。
ちなみに、ぼくが生まれたとき、
スカーレットブーケ母さんは20歳、
ディープインパクト父さんは6歳でした。
かなりの年の差カップルから誕生したぼくですが、
お父さんの若さとお母さんの経験をいかしながら、
立派な競走馬になりたいと思っています。
ということで、これからぼくの日常生活を
セキララに公開していきますので、
みなさん、お楽しみに!!
この『うまカメラ』のコーナーには
スカーレットブーケ2008はもちろん、
いろいろな馬たちの
画像や動画を掲載していく予定です!
父:ネオユニヴァース
母:スカーレットブーケ
兄はダイワメジャー、姉はダイワスカーレットというPOGファンも注目の一頭。
実は隣で藤沢和雄調教師が熱い視線を送っています。
この動画は5月29日に社台ファームで撮影した時の模様です。まだ、あどけなさが残るデビュー前の表情をご覧ください。