2009年12月04日
こんにちは。
昨日は最強カネヒキリ世代に対する“世代交代”なるか、
そんな話題をお送りしました。
“世代交代劇”と印象に残るのはことしのフェブラリーSです。
カネヒキリ、ヴァーミリアンにサンライズバッカスを加えて、
最強世代は最強の陣立てでこのレースに臨んできました。
“世代交代”を主張する明け4歳勢は、
米ダート重賞、G2ピーターパンSを圧勝したカジノドライヴ、
堅実無比なサクセスブロッケン、上がり馬エスポワールシチーと
魅力的なサラブレッドが顔をそろえています。
レースはご存じのように軽快な逃げを決めたエスポワールを
直線に入ってカジノが余裕でかわして後続を待ちます。
『千載一遇のチャンスを逃してしまった』
競馬評論家の清水成駿さんは『酔いどれ対談』の冒頭で
この一瞬の“間隙”をそう振り返っています。
待つのではなくスパートしていれば楽勝していた、と。
まあ、でも、競馬のことは神様に聞かなければわかりません。
結果はブロッケンが首だけカジノをかわし、頭差でヒキリが3着、
どの馬が勝つかはともかく世代交代が果たされた瞬間でした。
そういう意味あいでいえば、
今回のJCDは“交代”ではなく(もう交代している?)
“復活”がテーマなのかもしれません。
カジノドライヴ、カネヒキリの両役者は残念ながら休養中ですが、
サクセス、エスポワールをはじめとする4歳勢に加えて
レベルが高いといわれるフレッシュな3歳も駒を進めています。
ヴァーミリアンなど最強世代は“復活”をかけることになります。
“復活”か、ジンクスどおり7歳は連にもからめないのか、
いずれにせよ記念の10回目を飾る熱戦を期待したいですね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
合田直弘さんの『海の向こうの競馬、そしてホースマン5』は
JCDの見所を満載してお届けします。
『競馬新聞の◎をチェック!』は夕刻ごろの更新になります。
そして、お待たせしました!
出川さん復帰により、
『馬券術どおりに買ったらこうなった』が連載再開です!
こちらもどうぞよろしくお願いします。