2009年08月22日
こんにちは。
週末の土曜日、いかがお過ごしでしょうか。
マスコミはすっかりブエナビスタ一色という感じですね。
札幌記念のムードは高まるばかりです。
さて、古老に札幌記念の話をうかがうと
記憶に残るのは1976年ということでした。
まだダート2000メートルで施行されていた時代ですが、
今回以上ともいえる豪華メンバーが集まりました。
その年の皐月賞馬で“天馬”と呼ばれたトウショウボーイ、
その天馬を、ダービーで加賀武見騎手の手綱に導かれ
一瞬の隙を突いて差し切ったクライムカイザーが対決、
くわえて古馬陣も重賞ウイナーが顔を揃え、
真夏にふさわしい熱戦にワクワクドキドキさせられたといいます。
しかし結果は案外でした・・・。
天馬とライバルが牽制しあう中、
郷原洋行騎手(現・調教師)のグレートセイカンが抜け出し、
必死に追いすがる天馬をクビ差抑えてゴールイン。
天馬の生涯で2000メートル以下では喫した唯一の敗戦でした。
しかし3着のクライムはそこから8馬身も置かれていました。
グレートセイカンも立派ですが、天馬もさすがです。
同時に競馬の難しさを改めて教えられた一戦と振り返ります。
『競馬新聞の◎をチェック!』は夕刻ごろの更新になります。
『馬券術どおりに買ったらこうなった』も
あわせてお読みいただければうれしいです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
注目の札幌記念、
結果はいざ知らず、いいレースを見せてほしいですね。