2009年12月11日
こんにちは。
きのうはウオッカ世代の阪神ジュベナイルFが強かった
というお話をさせてもらいました。
競走成績に繁殖成績を加味して考えると
95年のジュベナイルFも素晴らしいメンバーが揃っていました。
勝ったビワハイジはブエナビスタのお母さんとして有名ですが、
弥生賞など重賞3勝のアドマイヤオーラ、
ディープインパクトの壁に阻まれて
クラシックは菊花賞の2着が最高ですが
しぶとい末脚で見せ場をつくったアドマイヤジャパンなども輩出しています。
2着に敗れたエアグルーヴですが、その後の活躍は目覚しく
オークス、天皇賞・秋を制し、ジャパンCでは2年連続2着と
牡馬顔負けの健脚を披露してくれました。
お母さんとしてはエリザベス女王杯を2度勝った
アドマイヤグルーヴを出したから立派なものですが、
期待が大きすぎ物足りなさを感じる人が多いのは残念です。
でも、ことし3歳のフォゲッタブルが菊花賞2着、
先週のステイヤーズSで重賞初制覇し
いよいよ良血開花といったところですね。
3着のイブキパーシヴは桜花賞2着と気を吐き、
5着のロゼカラーは自身の競走成績は一息でしたが、
ローズバド、ローゼンクロイツと2頭の重賞勝ち馬を出し、
ロゼカラーを通じて東スポ杯2歳Sを鮮やかに差し切って
クラシック候補生に名乗りを上げたローズキングダムを出しています。
女傑ぶりを発揮してくれるのもいいんですが、
こんな風にお母さんとして活躍してくれるのもうれしいですね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
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