2010年02月28日
こんにちは。
バンクーバーオリンピックの興奮が冷めない2月最後の日曜日、
いかがお過ごしでしょうか。
きょうは中山記念と阪神の阪急杯がメインレースになります。
阪急杯は1957年の創設と50年以上の歴史を持ちますが、
施行条件がめまぐるしく変わり、
距離は2200mにはじまって1800m、1900m、
1回だけですが1850mなんて微妙な年もありました。
その後1600m、1400mと短縮され、
高松宮記念がスプリントG1になった96年からは1200m、
現在の1400mにもどったのは06年からのことです。
歴史が長い割には印象が薄めなのはそのせいでしょうか。
ご承知のように高松宮記念の前哨戦の位置づけですが、
このレースを勝って本番も制したのは04年サニングデールだけ。
逆にこのレースで敗れた馬が本番で激走する傾向が見られます。
昨年のローレルゲレイロがここ2着で本番1着でしたね。
05年アドマイヤマックス、07年スズカフェニックスもこのパターン。
97年のシンコウキングや03年のビリーヴのように、
ここで大敗(7着、9着)して本番で大逆転を決めた場合もあります。
ちなみにビリーヴは安藤勝己騎手のJRA騎手としての初G1、
地元中京開催でもあり二重の意味で感動的なシーンでした。
ここで勝ってしまうと本番に余力が残らない・・・?
そんな図式も見えてくるような気もします。
きょうも来てくださってありがとうございます。
2月のしめくくり馬券に幸運が訪れるといいですね。
さて、来月からはいよいよクラシック前哨戦が火蓋を切ります。
J-horsemanも皆さんのお役に立てるよう頑張っていきます。
どうぞよろしくお願いします。