2009年12月10日
こんにちは。
過去19回行われたジュベナイルFですが、
最強のレースといえば06年でしょうか。
1着ウオッカは説明の必要がないほどの名牝に飛躍しました。
2着アストンマーチャンは、3歳時にスプリンターズSを勝ち、
4着ローブデコルテはウオッカ、ダイワスカーレット不在でしたが、
オークスを制し外国産として初のクラシックホースになりました。
さらに8着ピンクカメオは牡馬を相手にNHKマイルCを勝つなど
ウオッカ、スカーレットばかりが目立つこの世代ですが、
2強以外の馬もレベルの高さを存分に見せつけてくれました。
さて、そのウオッカは鼻出血で有馬記念出走が不可能となり、
このまま繁殖に上がるかと思われていましたが、
結局、ドバイワールドCをめざすことになりそうです。
ジャパンCとドバイワールドCを連覇したのはシングスピールだけ。
ぜひそれにつづく歴史的快挙を成し遂げてほしいと思います。
しかし過去14回、牝馬の最高成績は2001年の第6回、
武豊ジョッキー騎乗の日本馬・トゥザヴィクトリーの2着。
牝馬の出走そのものが少ないこともあるのでしょうが、
大変に厳しいレースであるのはたしかなようです。
ところが来年から開催がダートのナドアルシバ競馬場から
芝血統に有利といわれるオールウェザーのメイダンに変わり、
史上初の牝馬による制覇も夢ではないと考えたのでしょうか。
夭逝した天才スプリンター・アストンマーチャンの分まで
頑張ってくれるといいなあ。
今日から12月13日(日)に開催される
香港国際競走にスポットを当てた
『海の向こうの競馬、そしてホースマン6』がスタート!
現地入りしている合田さんが
各レースの見どころや注目馬、
日本からの参戦馬たちの評価などをおしえてくれます。
ぜひ、ごらんください。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あすもJ-horsemanをよろしくお願いします。