2011年08月04日
こんにちは。
ヨーロッパマイル戦線が凄いことになっています。
6月ロイヤルアスコットのクイーンアンSで
女帝ゴルディコヴァをキャンフォードクリフスが倒したかと思えば、
7月サセックスSではそのキャンフォードをフランケルが粉砕、
斤量差もあったので王者の行方はまだ混沌としています。
フランケルが早々とクイーンエリザベス2世Sを次走に選択すると、
キャンフォードも後を追うようにリベンジを誓っています。
ゴルディコヴァは先週のドーヴィルG1のロートシルト賞を快勝し、
今季のキャンペーンの一環にクイーンエリザベス2世Sを加えました。
今月15日のジャックルマロワ賞からクイーンエリザベスに向かい、
フランケル、キャンフォードとの直接対決に挑むそうです。
これだけの夢のような大一番を実現してくれた
ゴルディコヴァのフレディー・ヘッド調教師、
キャンフォードクリフスのリチャード・ハノン調教師、
フランケルのサー・ヘンリー・セシル調教師、
各馬のオーナーさんの勇気ある姿勢に感謝したいと思います。
6歳を迎えた今年も現役を続けていてくれるゴルディコヴァの
その後はBCマイル4連覇の前人未到・空前絶後の大目標を達成して
5年間に及んだ競走馬生活の幕引きをしようというプランです。
キャンフォードのクイーンエリザベス2世Sの後はどうなんでしょう。
昨年はマイルチャンピオンシップ参戦の計画もあつたようです。
おそらく現役は今年いっぱいでしょうから、
ぜひ日本から香港へのキャンペーンを実現してほしいものです。
フランケルはオーナーのカリッド・アブドューラ殿下が
《セシル調教師が望むなら来年も現役を続行》 と明言。
ここまで8戦8勝の無敗記録をどこまで伸ばすか楽しみです。
まぁ、それもクイーンエリザベス2世Sを勝っての話ですが、
来年は距離を延ばして2000m級のG1に挑戦するんでしょうね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
ともあれ、これだけの名馬たちが一堂に介して
同じレースを競うなんて滅多に見られるものじゃありません。
歴史に残る名勝負となるに違いないと今からワクワクします。