2009年10月16日
こんにちは。
きのうは桜花賞、オークスの1、2、3着が同じ馬だった
93年の牝馬クラシックのお話をしました。
きょうは正反対に牝馬3冠の勝ち馬、2着馬が全部違うのに、
馬の数にするとたった3頭という“三国志”のお話です。
2005年は1冠目の桜花賞をラインクラフトが勝ち、
以下シーザリオ、デアリングハート、エアメサイアがつづきました。
ところがラインとデアリングはNHKマイルへ向かい、
男馬を尻目にワントゥーフィニッシュを決めます。
オークスはシーザリオが1着、エアメサイアが2着でした。
そして迎えた秋華賞、7月のアメリカンオークス快勝を最後に
ターフを去ったシーザリオの姿は見えませんが、
今度はエアメサイアが雪辱してラインクラフトが2着に入ります。
3冠の結果をまとめると、
桜花賞、1着ラインクラフト、2着シーザリオ、
オークス、1着シーザリオ、2着エアメサイア(ラインクラフト不出走)
秋華賞、1着エアメサイア、2着ラインクラフト(シーザリオ不出走)
終わってみれば力どおりですね。強い世代だと思います。
きのうご紹介した桜花賞、オークスとともに1、2着の
ベガ、ユキノビジンが伏兵ホクトベガ、ノースフライトに
足元をすくわれた93年を“下克上”だとすれば、
05年はまさに“牝馬3冠三国志”ですね。
さて、ことしは“下克上”か“三国志”か。
興味津々の秋華賞がもうすぐスタートです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
『知恵の言葉』を更新しました。
『競馬新聞の◎をチェック!』は夕刻ごろの更新です。
『馬券術どおりに買ったらこうなった』は
先週に続き出川さんが体調不良によるダウンのため
お休みとさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。