2009年11月05日
こんにちは。
マスコミ報道などでご存じのように、
レッドディザイアがエリザベス女王杯をスキップして
ジャパンCへ直行することになったようです。
宿敵ブエナビスタとの外回りでの一騎打ちもいいのですが、
粒ぞろいといわれることしの3歳牝馬、
世界の強豪に胸を借りてそのレベルを測るのも楽しみですね。
さて、3歳牝馬のジャパンCはどうなんでしょうか。
これまでの28年間で海外からの遠征馬を含めて21頭が挑戦、
その成績は、0-3-0-18となっています。
出走頭数そのものが少ないうえに日本の馬場への適性など
いろいろな要素がからみあっての数字と考えるべきでしょう。
ちなみに凱旋門賞では9頭の3歳牝馬が優勝しています。
3歳牝馬で勝負にならないということではないでしょう。
さてJC、2着に頑張ったのは第2回の82年のオールアロング、
翌年には凱旋門賞を制した女傑です。
そして91年に凱旋門賞2着から直行したマジックナイト、
96年の日本調教馬ファビラスラフィンを併せて3頭です。
他の日本馬は06年フサイチパンドラの5着、
07年ウオッカが5着となかなかのものです。
惜しかったのはファビラスラフィン、
直線で抜け出したところをランフランコ・デットーリ騎手の
シングスピールに強襲されハナ差だけ涙を呑みました。
そのときの鞍上が松永幹夫調教師だったのも縁でしょうか。
レッドディザイアで無念を晴らせるといいですね。
歴史は塗り替えられるためにあると思います。
ぜひ、いいレースを見せてください。
きょうも来てくださってありがとうございます。
アメリカではあすからブリーダーズCが幕を開けます。
合田直弘さんの『海の向こうの競馬、そしてホースマン4』が
レース展望などナビゲーションをしてくれています。
お時間があればのぞいてみてください。
どうぞよろしくお願いします。