2011年02月18日
こんにちは。
ダート戦線の世代間比較を独断と偏見でやっています。
フェブラリーSがG1昇格した1997年以降の13年間で
このレースを連覇した世代は3例あります。
最初は99年生まれのゴールドアリュール、アドマイヤドン。
次が何度もご紹介しているようにカネヒキリにはじまって
サンライズバッカス、ヴァーミリアンの02年生まれが3連覇。
そして現在も記録更新中の05年生まれ世代の
サクセスブロッケン、エスポワールシチーと続きます。
なぜか3年おきに強豪世代が出現していることになります。
とすると、08年生まれの現3歳世代が強い?
それはさておき、同世代連覇の条件は4歳時に勝ち馬を出すこと。
今年の4歳勢の戦力分布はどうなっているんでしょうか。
古馬に混じっても堅実なレースを続けてきたバーディバーディは、
ジャパンCダート4着、東京大賞典3着と地力強化しています。
両レースで先着され今回も顔を合わせることになるのは、
トランセンドとフリオーソだけ、力だけ走れば出番があるかも。
池江泰郎調教師にとっては最後のG1、有終の美を飾るのでしょうか。
もう1頭の4歳馬コスモファントムは芝路線からの転進。
昨年のダービーでもそこそこの走りを見せていた馬です。
10着と着順こそ地味でしたが上位勢の凄い顔ぶれとの比較では
G3の中山金杯を勝つことに何の不思議も感じられません。
父スティーヴンガットイーヴンはA.P.インディ系の種牡馬ですが、
日本で走ったA.P.インディ系は芝適性を発揮する産駒が多く、
配合により環境により高い順能力を見せる血統のようです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
明日もフェブラリーSの展望をお届けします。
どうぞよろしくお願いします。