2010年12月25日
こんにちは。
今年の有馬記念は5人の外国人騎手が騎乗します。
2007年の4人というのがこれまでの最高ですが、
日本が国際パート1国としてスタートを切った年でした。
日本には全部で121の重賞競走があります。
2006年まで海外調教馬に開放されていたレースは13競走でした。
ところが2007年には全体の50%近い59競走が開放され、
今年は全121レースが国際格付けを取得しています。
今のところ海外からの遠征馬は少ないのですが、
往き来が簡単な人(騎手)の来日は盛んになる一方です。
外国人騎手による重賞制覇は今年は12レースありました。
G1が天皇賞の春秋、スプリンターズS、エリザベス女王杯、
先週の朝日杯フューチュリティSまでで5勝を上げています。
そのほかG2を2勝、G3を5勝で計12勝という結果ですね。
個人別ではデムーロ騎手が5勝、スミヨン騎手が3勝と
騎乗数を考えれば信じられないような成績を残しています。
1頭分でもスペースがあれば果敢に突っ込んでいくプレーは、
度重なる降着や制裁で物議をかもしていますが、
上手いか下手かといったら、断然上手い。
そのうちG1レースは出走馬の半分くらいに
彼ら外国人騎手が乗っているなんてことになりかねません。
きょうも来てくださってありがとうございます。
どの馬が勝ってもまったく不思議ではない実力拮抗の有馬、
中山2500mというトリッキーなコースが勝敗を左右しそうです。
選ばれし16人のフェアな腕比べを堪能したいと思います。