2011年02月16日
こんにちは。
“難攻不落” を誇ったカネヒキリ、ヴァーミリアン世代の牙城を
いとも簡単に崩したのが2005年生まれ、現在の6歳世代です。
一昨年のフェブラリーSでの出来事でした。
サクセスブロッケンが勝ち、カジノドライヴが2着、
世代交代の実現かと当時は話題を呼びましたが、
現実にもその後、エスポワールシチーがG1を5連勝、
サクセスブロッケンも東京大賞典を勝つなど、
ダート界の盟主交代を印象づけました。
交流競走のG2、G3を専門に使われ10勝をマークした
スマートファルコンは遂にG1戦線に参入し連勝を伸ばしています。
東京大賞典の2分00秒4はケタ外れの大レコードでしたね。
オーロマイスターは盛岡の南部杯でエスポワールシチーを撃破、
これらの馬はすべて同期の2005年生まれです。
どうやら “世代間競争” から “同世代対決” の様相になってきました。
そして “無冠の帝王” カジノドライヴも控えています。
屈腱炎で2年近い休養を余儀なくされましたが元気に復活、
フェブラリーSは賞金順が微妙で出走できるかどうか?
まだ8戦4勝とキャリアらしいキャリアを積んでいませんが、
アメリカのダート重賞を日本調教馬として初めて勝ち、
敗れた4戦は2着1回を含めて、すべてがG1という凄さです。
しかもブリーダーズC、ドバイワールドCと世界の最高峰レース、
この馬が通ってきた道のレベルの高さは空前絶後でしょう。
賞金順はルールだから仕方がないというのも分かります。
でも、やはりこの馬が見たい気持ちは強くなるばかりです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
02年生まれのカネヒキリ、ヴァーミリアン世代、
そして05年生まれ世代の群を抜く強さをお話ししてきました。
それでは他の世代はどうなんでしょうか。
明日はそのあたりに触れてみたいと思います。
『馬名ミュージアム』 を更新しました。
こちらも、ぜひのぞいてみてください。