2010年03月11日
こんにちは。
きのうはワールド・サラブレッド・ランキングと
レッドディザイアが上位ランカー殺しだというお話しをしました。
ご承知のように先日のマクトゥーム・チャレンジR3で
彼女が倒したカヴァルリーマンはランキング7位の強豪です。
ところで7位には複数の馬がランキングされており、
ことしから日本で種牡馬入りしたコンデュイットもその1頭です。
ブリーダーズCターフ連覇、キングジョージ制覇などの一流馬で、
BC前のひと叩きだった凱旋門賞でシーザスターズの4着、
BC快勝後のジャパンCにも顔を見せてくれました。
そのジャパンCでレッドディザイアは後方から伸びて
先に抜け出したコンデュイットを差して3着に入線しています。
彼女53キロ、彼57キロと4キロ差をもらった負担重量とか、
ホームとアウェイのハンデを考えなければいけないのでしょうが、
世界ランキング7位の実力馬に先着したという事実は残ります。
いろんな条件が重なったとしてもコンデュイットとカヴァルリーマン、
2頭の世界上位ランカーを破ったレッドディザイアは凄いですね。
さて7位には全部で5頭の馬が並んでいますが、
凱旋門賞で3年連続2着という記録を持つユームザイン、
彼はドバイ・シーマクラシック(芝2410m)では3、5、4着、
ことしは4度目の正直の実現をめざします。
ヨーロッパG1戦線で常に上位争いをしているダーレミとともに
ブエナビスタの強敵になるのは間違いないでしょう。
次にゴドルフィンの所有馬であるグラディアトールス、
昨年のドバイ・デュティーフリーの勝ち馬ですね。
今度は連覇をめざすのでしょうか。
そしてアメリカの芝チャンピオン・ジオポンティも7位。
ドバイ・ワールドCではこの馬が最大の難敵になるかもしれません。
このつづきは明日お届けします。
きょうも来てくださってありがとうございます。
レッドディザイアの現地ナマ情報が
東京サラブレッドクラブのホームページに掲載されています。
ご興味がおありの方はのぞいてみてください。
どうぞよろしくお願いします。