2011年09月01日
こんにちは。
9月の声を聞くといよいよ秋競馬という気分が盛り上がります。
前半戦は11のG1レースが行われました。
後半は特例でマイルチャンピオンシップ南部杯が追加され、
12の各カテゴリー頂上決戦が実施されます。
前半を振り返ってみると馬ではオルフェーヴルが二冠を制し、
自動的に池添謙一騎手、馬主のサンデーレーシングも2勝しました。
藤田伸二騎手はフェブラリーSのトランセンド、
天皇賞・春のヒルノダムールでこれも2勝をあげています。
トランセンドのドバイワールドC2着もあり立派な成績です。
トレーナーではオルフェーヴルの池江泰寿調教師、
キンシャサノキセキとリアルインパクトの堀宣行調教師が
それぞれ2勝をあげて秋にさらなる飛躍を期しています。
生産者はグランプリボス、アパパネ、リアルインパクト、
3頭のG1ホースを送り出したノーザンファームがトップで
マルセリーナ、エリンコートの社台ファームが続き、
いわゆる社台系は白老ファームのオルフェーヴルも加えると
全部で7冠と相変わらずの強さを誇っています。
フジキセキの豪州シャトル時代の産駒キンシャサノキセキも
半分社台系?と考えると8冠達成、手が付けられない隆盛ぶりです。
頑張ったのはトランセンドとアーネストリーを輩出した
前田幸治さん率いるノースヒルズマネジメントでしょうか。
オーナーブリーダーとして一本筋が通った活躍ぶりです。
他では日高の橋本牧場がヒルノダムールで気を吐きました。
こんなところが前半戦のG1勢力図ですが、
果たして秋はどんな展開を見せるのでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
秋G1の第1戦スプリンターズSが1ヶ月後に迫りましたが、
シンガポールの英雄ロケットマンなど今年も海外勢が強そうです。
イギリスとドイツのオークスを勝ったダンシングレイン、
彼女はエリザベス女王杯にエントリーしてきました。
吉田照哉さん所有のサプレザはマイルチャンピオンシップに。
春とは一味も二味も違ったG1戦線になりそうです。