2010年05月15日
こんにちは。
ブエナビスタVSレッドディザイアの女王対決を前に
きょうはG2京王杯スプリングCが行われます。
来月のG1安田記念をめざす韋駄天比べのレースですね。
このレースで記憶に残っているのは1999年。
有馬→宝塚→有馬とグランプリ3連勝のグランスワンダーが
力強いレースぶりでエアジハード以下を完封したレースです。
次走の安田記念も当確と思わせる力とスピードでした。
さて、話はここからはじまります。
2着のエアジハードは4番人気と高くない評価でしたが、
G3を勝ったばかりの上がり馬ですから当然といえば当然。
つづく安田記念でもやはり4番人気の穴馬扱いでした。
ところがグラスとの壮烈な叩き合いの末ハナだけ勝ちます。
父サクラユタカオー譲りのスピードと
オークス馬ジャダイアイバーを祖母に持つ底力が
府中の長い直線でものをいったのでしょうね。
彼は守備範囲外と思われた天皇賞・秋でも3着に健闘します。
辛抱強く育て上げた伊藤正徳調教師の手腕、
京王杯からコンビを組んだ蛯名正義騎手の勝負勘が生んだ
名馬だろうと思います。
さて、ことしの京王杯スプリングC、
第2のエアジハードを見つけだしたいと思っています。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あす日曜もよろしくお願いします。