2011年09月07日
こんにちは。
東サラにラインナップのアグネスタキオン産駒に注目しています。
この1歳馬たちがラストクロップですから思いもひとしおです。
さて、今日は4頭の牡馬に続いて、3頭の牝馬編になります。
負けず劣らずの良血馬で血統レベルはこちらが上かもしれません。
スタイルリスティックの2010 (母父ストームキャット) は、
いまが旬の大注目血統です。
母の半妹プレイフルアクト (父サドラーズウェルズ) は、
2歳G1のフィリーズマイルなど重賞3勝の活躍馬です。
半弟ナサニエル (父ガリレオ) は今年のキングジョージを完勝、
来月の凱旋門賞の有力候補にノミネートされています。
文句なしのワールドクラスということになります。
これだけの血統馬が日本で走るのが不思議な気がします。
長く伝えていきたい血で繁殖としての価値も高いと思います。
ただノーザンダンサー系種牡馬とのニックスがかなり明白で、
次はぜひそちらにチャレンジしてくれないでしょうか。
マンダララの2010(母父ラヒヴ)も超の字がつく良血馬です。
半姉マンデシャ (父デザートスタイル) はヴァルメイユ賞など
G1を勝ちまくった名牝です。
ディープインパクトが出走した凱旋門賞と同日のオペラ賞で
圧倒的な勝利を収めたシーンを目撃した山本英俊オーナーが
ディープとの配合を夢見て購入した経緯があります。
現2歳のプルミエデマンシュ (藤沢和雄厩舎) がその馬で、
馬名は凱旋門賞が行われる 《10月第1日曜日》 の意味だそうです。
もう勝つしかありませんね。期待に胸が膨らみます。
今年は配合時期が合わなかったのかタキオンになりました。
この馬は牝馬ですからオペラ賞がらみの名前になるのでしょうか。
最後になりましたがプラウドビューティーの2010 (母父デインヒル) は、
曽祖母にココッティの名前が見えます。
世界チャンピオン級の活躍をしたピルサドスキー、
日本のエリザベス女王杯、秋華賞のファインモーションの母です。
この血脈もそろそろという気がしないでもありません。
父タキオン、母父デインヒルの配合は、
今週の京成杯オータムHで人気を集めるレインボーペガサスと同じ。
切れ味鋭いマイラーとして育ってくれるといいですね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
たまたま先週末に公開された東サラのラインナップから
タキオンのラストクロップをピックアップしてみました。
機会があれば他の注目馬もご紹介していきたいと思います。
『馬名ミュージアム』 を更新しました。こちらもお楽しみください。