2011年09月08日
こんにちは。
今年の1歳でラストクロップを迎えたアグネスタキオン産駒、
東サラのラインナップから7頭をご紹介しました。
さて、3世代目となるディープインパクトはどうなんでしょう。
牝馬だけの募集で数も2頭と少々寂しいのですが、
血統的な質はなかなかのものだと思いました。
コートアウトの2010 (母父スマートストライク) は、
母自身が米6-2-3-9、G1を2着した経歴もある活躍馬です。
持込みのダイワマックワンは芝砂兼用で丈夫に走っています。
父はダンチヒ系のスピード馬ラングフールですね。
父がシンボリクリスエスに替わったストロングリターンは、
堀宣行調教師に辛抱強くゆっくり使われながら5歳春に本格化、
京王杯スプリングCを勝つと安田記念で小差2着に奮闘しました。
勝ったのが厩舎の後輩リアルインパクトだったのは皮肉ですが、
秋はマイルチャンピオンシップをめざすのでしょうか。
さて、話は戻って母父スマートストライクです。
07年は彼にとって最高のシーズンになりました。
ダートでカーリンが、芝でイングリッシュチャネルが
アメリカにおけるそれぞれ最強の称号を授けられたからす。
カーリンと母が姉妹同士のレッドスパーダは芝ランナーです。
随分と選択肢の広い血統でトレーナーの判断が問われそうです。
デルモニコキャットの2010 (母父ストームキャット) は、
母が米6-5-2-2、祖母が米6-4-2-1の堅実駆けファミリー。
ともに重賞実績を残しています。
持込みのジュエリーが道営4-0-1-1から中央入り、
半兄レッドシェリフ (父ハーツクライ) はようやく未勝利脱出と
華々しいとまではいきませんが堅実に勝ち上がっています。
母父ストームキャットはメイショウボーラー、ファレシノプス、
レッドスパーダなどの重賞勝ち馬を出しています。
マイル近辺でスピードと切れ味を発揮するのでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
フランスでディープ産駒のビューティーパーラーが
1600mのデビュー戦を8馬身差と衝撃的な勝利を飾りました。
仏2000ギニー6着のバロッチの全妹という血統です。
海の向こうもこちらもディープなインパクトが広がります。