2009年08月04日
こんにちは、J-horesemanです。
きのう発売された『週刊競馬ブック』に
山野浩一さんが監修するフリーハンデが掲載されています。
第1回の今週は3歳馬(芝)の上半期レイティングの発表。
ネオユニヴァース、スペシャルウイーク、マンハッタンカフェなど
SS系種牡馬が相変わらず安定した実績を残していますが、
ちょっと気になったのはクラブ所属馬の進出ぶりです。
牡馬は2位のアンライバルドを筆頭に
上位10頭中、半分の5頭がクラブホースです。
20位まで広げてみると半数を超える11頭になります。
牝馬は桜花賞、オークスで1、2、3着、まったく同じ着順で
飛び込んできたブエナビスタ、レッドディザイア、ジェルミナル、
この3頭が他を圧したのは当然の評価だと思います。
加えていえば、3頭は
サンデーレーシング、東京サラブレッドクラブ、社台RHと
所属は違いますが、いずれもクラブホースです。
山野さんは、この世代は強いのかそれほどでもないのか、
よくわからない“不思議世代”と評しています。
今月下旬の札幌記念にブエナビスタが出走すれば
答えはおのずと出されることになるのでしょうが、
秋華賞や菊花賞を頂点とする3歳限定レースでは
春の序列が簡単に崩れるとは考えにくいですね。
秋戦線もクラブホースが大活躍することになるのでしょうか。
さて、今週の函館2歳Sですが、
登録段階で4頭のクラブホースが顔をのぞかせています。
最近10年間では、昨年のフィフスペトルからさかのぼって、
アンブロワーズ、フィーユドゥレーヴ、マイネルジャパンと
クラブホースは4頭の勝ち馬を出しています。
春からの流れを考えると注目しなければならないのかも。
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『知恵の言葉』を更新しました。
テーマは「ローカルの連闘は勝負気配」
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