2009年08月06日
こんにちは。
そろそろ夏休みが気になりはじめます。
ことしは高速料金の値下げも追い風になって
お出かけになる方も増えるんでしょうね。
どこまで走っても1000円とか、
大阪から九州の湯布院まで通常14350円が
1450円と9割近い値引き路線もあるようです。
さて、くどいようですがきょうもクラブホースの話題です。
クラブ所属馬の大活躍が目立った春シーズンですが、
次年度の募集開始を控えたクラシック戦線をにぎわせることが
クラブのイメージづくりには大きな効果を生みますから、
運営方針としてクラシック向きの血統を選び、
そこ目標に調教を積んでいくという背景がまずあります。
早い時期に活躍しクラシック路線に乗るために
日々の飼料からトレーニング方法まで
独自のノウハウを確立しているクラブもあるようです。
しかし今春の傾向としては3歳馬のみならず
古馬戦線でもクラブホースが大活躍しています。
春の古馬G1は全部で5鞍ありますが、
1200メートルの高松宮記念で、
ローレルゲレイロ、スリープレスナイト、ソルジャーズソングが
1、2、3着と上位を独占しました。
3200メートルの天皇賞でも同様に
マイネルキッツ、アルナスライン、ドリームジャーニー、
2回連続のワン、ツー、スリーフィニッシュを飾りました。
締めくくりの宝塚記念ではドリームジャーニーが完勝、
安田記念、ヴィクトリアマイルとG1連覇した
ウオッカ以外はみんなクラブホースでしたね。
こうした実績を見せつけられると
単にクラブホースは早熟傾向ともいえなくなります。
本当に走る馬が集まっているんだなあというのが実感です。
このあたりは馬見の達人ジョン・マコーマックさんの
『世界の中のニッポン・ニッポンの中の世界』や
清水成駿さんと山本英俊オーナーの『酔いどれ対談』が
ちょっとご参考になるかもしれません。
お暇な折にバックナンバーからご覧ください。
きょうも来てくださってありがとうございます。
暑い日がつづきますが、あすもよろしくお願いします。