2009年08月11日
こんにちは、J-horsemanです。
きのうはクラブ法人の募集カタログを見てビックリ、
というお話をしました。
とりあえず手元に届いた東京サラブレッドクラブのカタログ、
全26頭の血統をみていくと、
ディープインパクトの仔が4頭、
アグネスタキオンとネオユニヴァースが各3頭、
クロフネ、サクラバクシンオー、ハーツクライ、パゴが
それぞれ2頭ずつラインナップされています。
話題の新種牡馬の数々、
輝かしい実績を残しているサイアーが顔を並べています。
母馬も筋のとおった牝系をそろえています。
血統馬が血統どおりに走るわけではないのが競馬ですが、
走る馬には必ず血統的バックボーンが存在するというのも
争えない事実ですね。
しかしこれだけの顔ぶれですから、
お値段も張るんじゃないかと懐具合が心配になります。
サラリーマンがお小遣いをやりくりしながら楽しめるのが
クラブホース・ライフのいいところでしょう。
そうでなくては馬主人口の裾野も広がらないし、
いくら魅力があっても、その線を逸脱しては
本末転倒ということになりかねません。
それがけっこうお安いんですね。
1000万円以下が5頭、1000万円台が9頭、
2000万円台が7頭、3000万円台が4頭、
それ以上となると1頭きりです。
このクラブは400口に分割して募集していますから、
1口5万円以下で会員になれる馬が16頭もいます。
中には、これでは種付け料も償却できないのでは、
と、余分な心配をしたくなるようなケースも・・・。
先ごろのセレクトセールやセレクションセールを見るまでもなく、
馬代金の相場が全体に低下傾向にあるのはたしかです。
しかしそれだけではない何かがあるような気もします。
競走馬の流通体系が変わりつつあるとか、
そんな大きな動きが底流にあるような気がします。
競馬の金言を紹介する『知恵の言葉』は
“悪条件、走り抜けるは先行馬”の前編をお送りします。
ここのところ天候が不安定ですからね。
馬券的中のヒントが隠されているかもしれませんよ。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あすはその流通の問題を考えてみたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。