2009年08月18日
こんにちは。
お盆休暇がおわったと思ったら、今週は札幌記念です。
競馬ファンには息が抜けない毎日がつづきます。
注目のブエナビスタを考える場合に問題なのは、
果たしてことしの3歳世代は強いのか、それほどでもないのか?
ということでしょうか。
古馬との混合戦がはじまって2ヵ月ほどたちますが、
重賞に限れば、1-2-0-3というのが3歳馬の実績。
グランプリエンゼルが函館スプリントSに勝ち、
エイシンタイガーはアイビスサマーダッシュ、
レディルージュが北九州記念で2着に健闘しています。
昨年同時期の0-1-2-14、一昨年の0-2-1-4、
過去との比較では、これまでのところ
ことしの3歳は強い、そんなふうにいえるのもしれません。
しかしデータの対象が短距離レースばかりですから、
評価が微妙といえば微妙ですね。
野球でも快速球が売り物の江川卓投手、
実は高校時代がいちばん速かったなどといわれています。
スピードの絶対値を競うスプリントレースでは
3歳でも古馬に十分に太刀打ちできるということなのでしょうか。
ところで札幌記念、
スピードだけでは乗り切れない洋芝の2000メートル、
コーナーをクルクルと4つも回ります。
この10年で3歳馬からは
06年アドマイヤムーン、03年サクラプレジデント、
01年エアエミネムと3頭の勝ち馬を輩出しています。
共通点は札幌との抜群の相性です。
アドマイヤ、サクラは3戦3勝、ともに札幌2歳Sも勝っています。
エアは札幌記念に2度出走して1、2着でした。
札幌初陣となるブエナビスタの適性は未知数ですが、
なんとか頑張ってくれることを期待しましょう。
きょうも来てくださってありがとうございます。
まだまだ暑い日がつづきますがお体をご自愛なさって、
それからJ-horsemanもよろしくお願いします。