2009年08月30日
こんにちは。
8月最後の日曜日、
新潟で新潟記念、札幌ではキーンランドCがおこなわれます。
キーンランドCは交換競走というカテゴリーに入るらしいです。
都市と都市、競馬場と競馬場などゆかりのある同士が
優勝カップなどを交換しあうところから名づけられました。
古くから知られているところでは、
アメリカンジョッキークラブC(AJC杯)、
アルゼンチン共和国杯などがありますが、
東京のエプソムCはダービー開催地つながり、
福島のバーデンバーデンCは温泉地つながりのようです。
キーンランドと北海道は、もちろん馬産地つながりですね。
キーンランドは全米一の馬産地としてチョー有名。
キーンランドのあるレキシントン市のキャッチコピーは
“Horse Capital of the World”だそうです。
直訳すれば、“世界に冠たる馬の首都(みやこ)”、
すごいですね、地域の人たちの自信と誇りが伝わってきます。
レキシントンにあるクレイボーンファームには
かつてはナスルーラ、ボールドルーラー、ニジンスキー
最近ではダンチヒ、ミスタープロスペクターなど
世界の競馬に大きな影響を及ぼした大種牡馬がいました。
同じレキシントンのレーンズエンドファームには現在も
APインディ、マインシャフト、キングマンボなど
日本でもおなじみの血が繋養されています。
レキシントンの人たちが自慢するのもわかります。
ことしも9月中旬から世界中のバイヤーを集めて
1歳馬セリのセプテンバー・イヤリング・セールが開かれる
キーンランド競馬場は古めかしさを大切にしていて
映画『シービスケット』のロケ地に選ばれたそうです。
便利さや格好よさより伝統と格式を重んじているんでしょうね。
『競馬新聞の◎をチェック!』は昨日夕刻に更新しました。
まだお読みでない方はのぞいてみてください。
『馬券術どおりに買ったらこうなった』ともども
ちょっとしたヒントになるかもしれません。
きょうも来てくださってありがとうございます。
いよいよ9月、最終週にはG1レースも組まれています。
胸ワクワクの秋競馬はもうすぐです。