2009年09月05日
こんにちは。
函館開催の代替も含めて約3ヵ月、
長かった札幌競馬もいよいよフィナーレを迎えます。
最終週の話題はなんといっても
藤澤和雄調教師のJRA通算1000勝達成なるか、でしょうか。
過去に1000勝以上を記録したのはたったの7人だそうです。
尾形藤吉師の1670勝をトップに、松山吉三郎師1358勝、
藤本冨良師1339勝、武田文吾師1277勝、
稲葉幸夫師1133勝、二本柳俊夫師1043勝、
そして久保田金造師1000勝とつづきます。
いちばん年長の尾形師が1892年生まれ、
武田師、稲葉師は1900年代、松山師、久保田師が1910年代
いちばん若い二本柳師でも1920年生まれとなっています。
これら大先達の記録には馬房制限のない
自由競争時代のものも含まれています。
一概に比較はできないのですが、
1951年生まれの藤澤先生が
馬房制限の中で1勝また1勝と積み上げた
1000回の勝利の重みは大変なものがあると思います。
また、記録はJRA限定でタイキシャトルのジャックルマロワ賞、
カジノドライヴのピーターパンSなど
海外遠征での勝利はカウントされていません。
こうした海外での大きな足跡を考えると、
藤澤先生の功績は大先輩に劣らない立派なものだと思います。
さて今週の藤澤厩舎、札幌に5頭、新潟に3頭を送り込みます。
札幌のメイン・2歳Sにはサトノサンダー、ベビーネイルと
2頭の有力馬を出走させていますね。
もしどちらかが勝つと藤澤厩舎の重賞勝ちは一昨年、
京王杯オータムHのキングストレイル以来ですから、
実に丸2年ぶりの美酒という話になります。
お馬さんにぜひ頑張ってもらいたいですね。
『競馬新聞の◎をチェック!』、夕刻ごろの更新になります。
『馬券術どおりに買ったらこうなった』とあわせてどうぞ。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あすは今年最後の札幌競馬をお楽しみください。