2009年09月09日
こんにちは。
きょう9月9日は重陽の節句にあたるそうです。
3月3日のひな祭り、5月5日の端午の節句、7月7日の七夕、
奇数が重なる日にさまざまな行事が行われてきたようです。
草の戸や 日暮れてくれし 菊の酒
松尾芭蕉が『奥の細道』に詠んだように
この日は“菊の節句”とも呼ばれ、
観菊や菊酒をたしなんだようです。
そうした古式古事はともあれ、
競馬ファンにはなんとなくゾロ目というのがうれしいですね。
さて、今週はサマースプリントシリーズ最終戦セントウルS。
5000万円の特別ボーナスがかかったチャンピオン争いは、
カノヤザクラが一歩リードしてサンダルフォンが後を追い、
アポロドルチェ、ウエスタンビーナス、アルティマトゥーレにも
計算上は可能性があります。
それはさておき、記録を見ていたら
このレースにとんでもなく強い人がいました。
橋口弘次郎調教師です。
現在の1200メートルになって9年間で実に4勝、
1400メートル時代も含めると5回も制覇しています。
大学を卒業して24歳でジョッキーになった変り種。
24歳といえば騎手の世界ではオッチャンですよね。
そうしたハンデをはね返すために
いろいろ目には見えない苦労をされたのでしょうね。
いまや藤澤和雄師の998勝、松山康久師の908勝に次ぐ
現役第3位の通算801勝をあげています。
今週の橋口先生、セントウルSには
カノヤザクラ、スリープレスナイトの有力2騎で臨みます。
10年間で5勝という破天荒な記録は達成されるのでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
ゾロ目の重陽日、なにかいいことがあるといいですね。