2009年10月10日
こんにちは。
台風で被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
台風一過というのもなんですが、
今週は気持ちのよい秋晴れの下で競馬が楽しめそうです。
きのうは毎日王冠馬の天皇賞成績についてお伝えしましたが、
きょうは西の京都大賞典の話題をお届けします。
秋の天皇賞が2000メートルに短縮された84年以降、
京都大賞典馬の天皇賞実績は2-2-0-10です。
底力勝負の2400メートルから
底力+速さが問われる東京2000メートルに変わるわけですが、
意外と、といっては失礼ですが健闘していますね。
スピード勝負なら毎日王冠組、
最後の直線で底力比べになれば大賞典組ということでしょうか。
その意味で代表的なレースになったのが99年の天皇賞。
前走の京都大賞典で7着と大敗して人気を落としていた
スペシャルウイークが直線の叩き合いを制してレコード勝ち、
2着にも大賞典6着のステイゴールドが続いて、
馬連15,770円の大波乱になりました。
(ちなみに当時の馬券は単複、枠連、馬連のみでした)
歴代の大賞典勝ち馬の中では
89年スーパークリーク、2000年テイエムオペラオーが
天皇賞を制覇しています。
91年のメジロマックイーンは6馬身差の先頭でゴールしながら
18着に降着処分を受けています。
スペシャルウイーク、スーパークリーク、テイエムオペラオー、
そしてメジロマックイーン、
04年に大賞典2着から天皇賞を制したゼンノロブロイも含めると、
どれも個性的でみんな底力豊かな馬たちでした。
さて、ことしの京都大賞典と毎日王冠、
本番決戦を想定しながら見るのも面白いかもしれません。
ご好評をいただいている合田直弘さんの
『海の向こうの競馬、そしてホースマン3』は、
本日が一応の最終回となります。
次回は11月上旬に行われるブリーダーズCに焦点をあてて、
連載再開の予定です。お楽しみに。
『競馬新聞の◎をチェック!』は夕刻ごろの更新です。
『馬券術どおりに買ったらこうなった』は
出川さんが急病のため残念ながら今週は休載です。
きょうも来ていただいてありがとうございます。
あす日曜もよろしくお願いします。