2009年10月14日
こんにちは。
牝馬3冠最終関門である秋華賞が今週のメイン。
桜花賞、オークス2冠馬のブエナビスタ、
ともに銀メダルだったレッドディザイアの最終決戦です。
3冠レースすべてで1、2着が同じだった例としては、
1978年の米3冠のアファームドとアリダーが有名ですね。
3冠最終戦で1、2着が入れ替わったのが
88年のサンデーサイレンスとイージーゴアーの対決。
ケンタッキーダービーとプリークネスSで無念の2着に泣いた
イージーゴアーはベルモントSではスタミナにものをいわせ、
実に8馬身の大差で雪辱を遂げます。
しかしサンデーサイレンスはその後のブリーダースCできっちり
お返しをしていますから役者が一枚上ということでしょうか。
さて、ことしの秋華賞、サンデーサイレンスの孫同士の対決は、
78年型になるのか、88年型になるのか、それとも・・・。
1970年にビクトリアCが創設され、76年にエリザベス女王杯、
96年からの秋華賞とレース名は変わりましたが、
この39年間で牝馬3冠に挑戦したのは、
76年テイタニア、86年メジロラモーヌ、87年マックスビューティ、
93年ベガ、03年スティルインラブの5頭でした。
メジロラモーヌとスティルインラブが勝ち、
マックスビューティ2着、ベガ3着、テイタニア4着の成績。
勝率4割、およそ20年に1頭という出現確率になります。
ブエナビスタは史上3頭目の3冠を実現するのでしょうか。
ことしのレッドディザイアと同じように桜花賞、オークスで
ともに2着に健闘した馬は過去4頭います。
78年サンエムジョオー、81年テンモンは
3冠レース最終戦を待たずに引退してしました。
93年のユキノビジンは10着、昨年のエフティマイヤ4着と
勝利はおろか連対も果たしていません。
ディザイアにはうれしくないデータですが、
過去は過去と割り切って激走してほしいものです。
そのレッドディザイアですが、
東京サラブレッドクラブのホームページで
松永幹夫調教師と四位洋文騎手の対談を特集しています。
ご興味のある方はこちらからどうぞ。
きょうも来てくださってありがとうございます。
今週もどうぞよろしくお願いします。