2009年10月22日
こんにちは。
G1レースを迎えるたびに、その歴代最強馬は?
なんて考えるのですが、なかなか難しいものです。
菊花賞は前半、中盤、後半のペース配分にポイントがある
と先日お伝えしましたが、
最近20年間にレコードで走った馬を上げると
93年ビワハヤヒデ、61秒6-64秒1-59秒0で3分4秒7
94年ナリタブライアン、61秒2-61秒5-61秒9で3分4秒6
98年セイウンスカイ、59秒6-64秒3-58秒7で3分3秒6
セイウンの記録を一気に縮めた06年ソングオブウインドは、
58秒7-63秒5-60秒5で3分2秒7でした。
ビワハヤヒデはラップこそ平凡でも
ダービー馬ウイニングチケットなどに5馬身差をつけました。
菊花賞史上に特筆される緩みないスピードで走りぬけた
ナリタブライアンは兄ビワハヤヒデを上回る7馬身差をつけ、
格別の強さを見せつけてくれました。
ハイペースで逃げて早い上がりで押し切ったセイウンスカイこそ
最強の菊花賞馬の称号にふさわしいかもしれません。
ソングオブウインドのタイムもすばらしいものです。
ちなみに05年のディープインパクトは、
61秒2-63秒4-60秒0で3分4秒6のゴールでしたが、
上がり3Fは33秒3という凄まじい破壊力でした。
どの菊もそれぞれにすばらしかったと思います。
さてことし、どんな菊が咲くのでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
菊花賞の馬券はあすからの発売、しっかり当てたいですね。