2009年10月24日
こんにちは。
3週連続のG1シリーズも中盤を迎えました。
きのうは過去20年のダービー馬の菊花賞成績が
2-2-3-6と案外に不振だというお話をしました。
勝ったのがナリタブライアンとディープインパクトだけ、
三冠馬になるような傑出したパフォーマンスの持ち主でないと
ダービー、菊連覇は難しいということになります。
『菊の季節に桜が咲いた!』
87年の菊花賞実況で杉本アナウンサーをそう叫ばせたのは
皐月賞を勝って以来の久々だったサクラスターオーでした。
ダービー馬と同じように皐月賞馬の傾向を見ていくと、
皐月はスピード、菊はスタミナというイメージがあるのですが、
4-2-1-4と思いがけずいい成績を残しているのですね。
中だるみのペース配分が常の菊花賞では、
うまく折り合って足をため、最後の1000メートルで瞬発力が生きる
展開になりがちなのが理由なのでしょうか。
ディープとナリタの三冠馬以外では
セイウンスカイとエアシャカールが二冠を制しています。
20年以上前の二冠馬というと先ほどのサクラスターオー、
85年のミホシンザン、74年のキタノカチドキがいます。
サクラはレース中の事故で不遇の死を遂げましたが、
どれも名馬と呼ばれるような馬ばかりですね。
さてことしの皐月賞馬
アンライバルドは名馬の仲間入りができるのでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
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