2009年10月25日
こんにちは。
菊花賞の朝が明けました。
外国産馬にクラシックが開放されたのは2000年からですが、
勝ったのは07年オークスのローブデコルテだけという現状です。
彼女に罪はないのですが、ウオッカもダイワスカーレットも不在で
すこし印象がうすいような気がします。
菊花賞にも何頭かがチャレンジしていますが、
01年エアエミネムと07年ロックドゥカンブの3着が最高です。
この10年間はサンデーサイレンスの絶頂期で
馬主や調教師の目がSSに釘付けにされていて、
優秀な外国産馬の導入が停滞したのが一番の原因でしょう。
しかし藤澤和雄調教師のようにシンボリクリエスにダービー2着、
3歳秋の天皇賞と暮れの有馬記念を勝たせた人もいます。
とはいえ2000年代の10年間は
外国産馬不振の時代だったと言えるかもしれません。
ことしはブレイクランアウトが菊にエントリーしています。
アメリカ生まれで父がミスプロ直仔のスマートストライクですね。
近年のアメリカ最強馬と目されるカーリン、
芝の2400メートルを中心に13勝をあげたイングリッシュチャネル、
03年ジャパンCダートをレコード勝ちしたフリートストリートダンサー、
その産駒はバリエーションに富んだ活躍を見せています。
芝もダートもパワフルに走り抜くタイプのようです。
前走の朝日チャレンジCで上がり33秒台の脚を見せており、
最後の底力勝負になれば大仕事をしてくれるかも。
きょうも来てくださってありがとうございます。
来週はG1シリーズの折り返し点の天皇賞ですね。
どうぞよろしくお願いします。