2009年11月22日
こんにちは。
いよいよ “おじさんの星” カンパニーのラストランです。
過去マイルチャンピオンシップを
ラストランの舞台に選んだ馬は数多くいます。
翌年の安田記念まで半年以上もマイルG1がないこと、
また種牡馬として繁殖牝馬としての生活を考えれば
引退レースにはちょうど良い時期なのでしょう。
いちばん最近では05年のデュランダル。
このレース3連覇をかけて出走した彼は単勝1.5倍、
しかし結果は最速上がり33秒2を記録しながら届かず8着に敗れました。
競馬はわからないものです。
しかし過去にさかのぼれば、85年のニホンピロウイナー、
93年シンコウラブリイ、94年ノースフライト、
99年エアジハードなどが1番人気でラストランに臨み、
すべて勝利で花道を飾っています。
さすが名馬、名牝ですね。
さて、ちょっと視点を変えて
その年の秋の天皇賞馬がジャパンCや有馬記念ではなく
このレースに出てくるとどうなるか?
過去に2例だけあります。
87年のニッポーテイオーは天皇賞が5馬身差の圧勝、
ここも5馬身ちぎり王者の風格を見せました。
06年は記憶に新しいのですがダイワメジャー。
彼は休み明けの毎日王冠を3番人気で勝ち、天皇賞は4番人気で押し切り、
1番人気のマイルチャンピオンシップでは
ダンスインザムードの猛追をクビだけしのぎきりました。
今回のカンパニーは毎日王冠が4番人気、天皇賞が5番人気、
なんだかメジャーの蹄跡にそっくりですね。
いずれにしろ強くて調子もフレッシュな馬が出てくれれば、
そう、へんな競馬はしないぞということでしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
いよいよジャパンCですね。
近年は海外からの遠征馬の数も質も物足りない思いをさせられてきましたが、
ことしはキングジョージに勝ち、直前のレースでBCターフ2連覇を達成した
バリバリの超一流馬コンデュイットが出走してきます。
3歳牝馬代表のレッドディザイア、国際G1に執念を燃やすウオッカ、
史上初の2連覇を狙うスクリーンヒーローなど多士済々です。
あすからはこのJCの話題を中心にお届けしてまいります。
どうぞよろしくお願いします。