2009年12月01日
こんにちは。
ジャパンCはウオッカが勝ちレッドディザイアが3着と
“女の意地”を見せてくれました。
歴史の一頁を刻むような素晴らしいレースだったと思います。
さて、今週はジャパンCダート(JCD)が行われます。
芝のジャパンC以上に牝馬には厳しいレースのようで
勝ち馬はおろか3着以内で馬券に絡んだ馬もいません。
JCD史上の最強牝馬は第1回から3回まで連続出場し、
4、5、4着と健闘したプリエミネンスでしょうか。
日高のグランド牧場のオーナーブリーダー馬で
2歳から7歳まで通算50戦13勝、重賞を8つ勝っています。
先行抜け出しが好走パターンでしたが、なぜかJCDだけは、
中団から直線をしぶとく伸びて入着を果たしていました。
よほどJCDというレースとの相性が良かったのでしょうね。
最後はアメリカに渡りサンタアニタのG1で5着に入り、
そのまま向こうのグランドファームで繁殖入りしています。
2年連続してメダグリアドローを配合され、ことしの2歳馬が
母親と同じ伊藤圭三厩舎にいるハヤブサエミネンスですね。
メダグリアドローはサドラーズウェルズ系の新進種牡馬で
女傑レイチェルアレクサンドラを輩出して注目されています。
ハヤブサエミネンスは札幌の新馬戦後は休養に入っていますが、
早くカムバックしてくれるといいですね。
話題が飛びましたが、今週のJCD、
牝馬は3歳のラヴェリータが出馬登録しています。
関東オークスとスパーキングレディを経由しているローテは
10年前のプリエミネンスと同じですね。
そろそろ馬券にからむ女の子が出てきてもいいのかな。
期待して見守りたいと思います。
きょうも来てくださってありがとうございます。
『知恵の言葉』を更新しました。
合田直弘さんの『海の向こうの競馬、そしてホースマン5』は
あすから連載を再開します。どうぞお楽しみ。