2010年01月23日
こんにちは。
アメリカジョッキークラブC、平安Sがきょうのメインです。
京都の平安Sは時期的にフェブラリーSと近いことから、
トライアル的な雰囲気がありますが、
過去を振り返ると案外に直結していないようです。
フェブラリーSがG1に昇格した98年以降、
平安S勝ち馬のフェブラリーSは0-0-1-7。
00年のこのレース5着のウイングアロー、
07年2着のサンライズバッカスのように
フェブラリーSを制覇した馬が出ていますが、
全般には不振に終わるケースが見受けられます。
理由はいろいろ考えられますが、
大きいのはレースの質の違いということかもしれません。
京都の1800メートルで行われる平安Sは、
昨年、ワンダースピードが好位から抜け出し、
エスポワールシチーが2着に逃げ粘ったように、
スピード馬に有利な流れになることが多いようです。
フェブラリーSが行われる東京1600メートルは
スピードに加えて底力が要求されるタフなコース。
G1昇格以降の12年間の逃げ馬の成績を調べてみると、
勝ったのは05年のメイショウボーラーただ1頭で、
あとはまったく馬券に絡んでいません。
平安Sは平安Sだけで考えるのがよさそうです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
来週もよろしくお願いします。
では、良い日曜をお過ごしください。