2010年01月28日
こんにちは。
今週は『競馬の殿堂』の話題をお届けしています。
馬も顕彰されるのは大変ですが、
調教師も相当に高いハードルを課されています。
その条件はJRA通算1000勝以上をあげ、
八大競走でダービーを含む5種類以上のレースに勝ち、
かつ延べ10勝以上しなければなりません。
昨年、通算1000勝を達成した藤澤和雄調教師は
まず、第一の要件はクリアしたことになります。
ところがすでにG1で21勝している藤澤師ですが、
八大競走は天皇賞(秋)4勝、有馬記念3勝、桜花賞1勝、
3種類のレースで延べ8勝というのが現状です。
師が『競馬の殿堂』入りするには、
残る皐月賞、ダービー、菊花賞、オークス、天皇賞(春)で
ダービーを含む2種類のレースで2勝が必要です。
定年まで10年以上ありますから、
何の心配もいらないでしょうが、
ぜひ早いうちに達成してほしいと願っています。
さて、今週から東京開催がスタートし
藤澤厩舎の期待馬たちも続々と戦列に加わってきます。
管理馬をほとんどダービーに出走させることがなかった
藤澤師が02年には一挙に4頭を送り込み
シンボリクリスエス2着、マチカネアカツキ3着と
あと一歩のところまで迫りました。
翌03年も3頭使いで、ゼンノロブロイ2着、
同馬主のゼンノジャンゴが5着でした。
ことしも藤澤軍団がクラシックをにぎわせてほしいですね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あすは週末の馬券コンテンツを中心にお届けします。
どうぞよろしくお願いします。