2010年02月04日
こんにちは。
今週は国をまたいで開催されるシリーズのお話をしています。
短距離路線のグローバル・スプリント・チャレンジに対して
マイル路線ではアジア・マイル・チャレンジが
同じ2005年からスタートしています。
第1戦が2月下旬のオーストラリア・コーフィールド競馬の
フューチュリティS(芝1600m)を皮切りに、
第2戦が3月下旬、ことしはメイダン競馬場で開かれる
ドバイ・デュティーフリー(芝1800m)、
第3戦は4月下旬に香港のシャンティ競馬場で
チャンピオンズマイル(芝1600m)が行われ、
最終戦が6月6日の安田記念(芝1600m)の順番ですね。
4走中2競走に勝った馬に1万ドルのボーナスが贈られます。
これまでのシリーズ優勝馬は06年のブリッシュラックのみ。
スプリント・チャレンジに負けず劣らず難関になっています。
一昨年と昨年はウオッカがドバイから安田記念のローテで
ボーナス賞金に挑戦しましたが惜しくもかないませんでした。
ことしのドバイ・デュティーフリーには
日本馬22頭が登録しています。
何頭が本当に招待されるのか、
そして何頭が実際に出走するのか分かりませんが、
マイル・チャレンジシリーズという視点から見ると
楽しみが倍化しそうです。
香港チャンピオンズマイルという選択肢もありそうですが、
安田記念との間隔が5週間程度しかなく、
検疫などを考えるとローテーション的にはちょっと厳しい?
いずれにせよ海外挑戦と大上段に振りかぶるのではなく、
普通に海外に行って普通に目標のレースに出走する、
そういう時代が来ているような気がします。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あすもJ-horsemanをよろしくお願いします。