2010年02月06日
こんにちは。
2月最初の土曜日、いかがお過ごしでしょうか。
きょうは京都のエルフィンS、
中京の小倉大賞典に注目でしょうか。
エルフィンSはレッドディザイアが記憶に新しいのですが、
過去にも桜花賞馬8頭、オークス馬4頭、秋華賞馬4頭、
続々と名牝を輩出した屈指の出世レースです。
07年の勝ち馬ウオッカだけが牝馬3冠と無縁だったのは、
競馬の神様もイタズラ好きなのでしょうね。
さて、ことしはどんな名牝候補が誕生するのでしょうか。
小倉大賞典というとアサカディフィートの記憶が鮮烈です。
なんと9歳時と10歳時にこのレースを連覇しています。
昨年、8歳馬カンパニーが“中高年の星”と話題でしたが、
ディフィートから見れば“まだ若い”と言われてしまいそう。
43回の歴史を刻む小倉大賞典ですが、
連覇達成はディフィートとトウショウレオの2頭だけ。
ともに鶴留明雄厩舎の管理馬というのも縁でしょうか。
鶴留師はサンデーサイレンスの第1世代タヤスツヨシで
いきなりダービーを制覇し、SS王国の到来を告げました。
この功績は競馬の歴史にしっかり刻印されると思います。
桜花賞馬のシスタートウショウは繁殖としても素晴らしく、
姪のサクラバクシンオー産駒シーイズトウショウが、
CBC賞と函館スプリントSを2回ずつ、
セントウルSなど名スプリンターぶりを発揮してくれました。
最近の鶴留厩舎といえばスイープトウショウでしょうか。
秋華賞とエリザベス女王杯連覇だけでも立派ですが
翌05年の宝塚記念では、ハーツクライ、ゼンノロブロイ、
リンカーン、タップダンスシチーなど超一流牡馬を相手に
差し切り勝ちを収めたのにはびっくりさせられました。
さて、ことしの小倉大賞典は中京が舞台になります。
過去43回で98年と99年の2度中京開催がありました。
98年はサイレンススズカがレコードで圧勝し、
99年はスエヒロコマンダーがレコードを塗り替えました。
屈指の高速馬場として有名な中京ですから、
ことしもスピード決着になるのでしょうね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
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では、今週もいい馬券になりますように。