2010年02月11日
こんにちは。
週半ばの休日、いかがお過ごしでしょうか。
きょうは交流競走の佐賀記念が行われますね。
快速自慢の上がり馬フサイチピージェイと
先日の平安Sで重賞初勝利を飾ったロールオブザダイス、
なんだか両雄の一騎打ちムードが濃いようです。
さて、どちらに軍配が上がるのでしょうか。
今週はきさらぎ賞の話題を中心にお届けしていますが、
1週間違いと、ほぼ同時期に行われる共同通信杯とは、
21世紀に入ってクラシック実績に大きな差が出ています。
共同通信杯組は01年ダービー馬ジャングルポケットを最後に
クラシック勝ち馬はおろか連対馬も出ていません。
対してきさらぎ賞組の実績は破壊力満点です。
01年2着馬ダンツフレームが皐月賞、ダービーともに2着に好走、
03年の勝ち馬ネオユニヴァースは皐月賞、ダービーを連覇、
04年は3着馬ハーツクライがダービー2着、
05年はディープインパクトが三冠を制した年ですが、
きさらぎ賞4着のシックスセンスが皐月2着、ダービー3着でした。
06年はこのレース2着馬のメイショウサムソンが二冠を制し、
ダービー2着には5着馬のアドマイヤメインが健闘しました。
勝ち馬ドリームパスポートは皐月2着、ダービー3着、菊花賞2着、
つづく古馬相手のジャパンCでもディープの2着を死守しました。
07年の勝ち馬アサクサキングスのダービーはウオッカの2着、
菊花賞で遂に待望のクラシック戴冠を実現します。
08年スマイルジャック、09年リーチザクラウンともにダービー2着。
こうしてみると21世紀の最初の9年間で
皐月賞馬、ダービー馬がそれぞれ2頭、菊花賞馬が1頭、
皐月2着馬が3頭、ダービー2着馬は6頭を輩出しています。
ダービー必勝法はきさらぎ賞好走組を狙えということでしょうか。
騎手という面から見ると、武邦彦、武豊の親子が5勝ずつ、
弟の幸四郎騎手もアサクサキングスで勝っていて計11勝、
“きさらぎ賞ファミリー”といって過言ではないでしょう。
ことしの武豊騎手は同日の東京・ダイヤモンドSの
フォゲッタブル騎乗で出番がなさそうなのが残念です。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あすはおなじみの馬券コンテンツを中心にお届けします。
どうぞよろしくお願いします。