2010年02月16日
こんにちは。
今週の京都記念にはブエナビスタが出走の構えですね。
ドバイをめざすウオッカやレッドディザイアが既に現地入りして
トライアルから本番へのローテーションを決めているのに、
なぜブエナビスタは京都記念なのだろうという意見も聞きます。
しかし松田博資調教師にとっては予定の行動なのだと思います。
厩舎の先輩アドマイヤムーンは07年の京都記念を勝って遠征、
ドバイデューティーフリーをみごとに制しています。
同じく先輩でブエナの半兄でもあるアドマイヤオーラは
08年京都記念1着、本番ドバイデューティーフリーは敗れますが、
松田博師にとっては経験たっぷりのローテーションです。
思いつきなどではなく師の信念の現われなのでしょう。
ウオッカやレッドディザイア同様に期待したいと思います。
さて、フェブラリーS、
きのうは初ダートの馬には厳しいレースというお話しをしました。
注目されているのが2連勝中と本格化いちじるしいレッドスパーダ。
過去のフェブラリーS出走の初ダート組では
トゥザヴィクトリー(前走1着、本番3着)と並んで勢いを感じます。
血統的にも、ご存じのように父タイキシャトルはダート3戦3勝、
従兄弟に近年のアメリカ最強馬カーリンがいます。
父タイキシャトル、母父ストームキャットの配合は、
04年のフェブラリーSを完勝したメイショウボーラーと同じですね。
楽しみな1頭であるのは間違いありません。
昨年のスプリントレース2冠王のローレルゲレイロも初ダート。
父キングヘイローは初ダートの00年フェブラリーSを
1人気で惨敗していますが、
ダートを専門に走り交流G2ダイオライト記念を勝った
キクノアローのような仔も出しています。
スピードの生きる東京マイルなら快走があって驚けませんね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
残るリーチザクラウン、スーパーホーネットの初ダート組については
あすお届けしたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。