2010年02月20日
こんにちは。
フェブラリーSの枠順も確定し、
あれこれ展開推理などに余念がないことと思います。
高速決着必至という見方が多いようですが、
G1昇格以降、03年の中山開催を除く過去12回で
テンの3ハロンを33秒台で飛ばしたケースが2度あります。
芝スタートというコース特性も影響しているのでしょうが、
それにしてもダートとはにわかに信じがたい高速ラップです。
00年はオリオンザサンクスが逃げ、
キョウエイマーチと前年の覇者メイセイオペラが追う形で
前半は33秒7と今でも残るハイラップレコードで進みます。
さすがにつらかったようで直線ではガラリと順番が入れ替わります。
四角でまだ最後方にいたウイングアローがごぼう抜きで勝ち、
2着も後方待機のゴールドティアラが突っ込みます。
キョウエイ11着、オリオン15着と先行組は馬群に沈みましたが、
メイセイオペラが4着に踏ん張ったのはさすがでした。
もう一例はカネヒキリが勝った06年のケースです。
ここも前年の覇者メイショウボーラーが33秒9で先手を握ります。
中団より後ろ目からカネヒキリが進出し、
先行馬群の直後につけていたシーキングザダイヤが2着、
メイショウボーラーはなんと15着に大敗してしまいます。
勝負のあやとは何とも厳しいものですね。
フェブラリーSのレースレコードは
昨年のサクセスブロッケンの1分34秒6ですが、
怪物クロフネが01年の武蔵野Sで記録した1分33秒3という
驚異的なコースレコードが存在しています。
この異次元の1分33秒台が見られるといいなと思います。
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