2010年03月02日
こんにちは。
先週の土曜日、中山の2200mで水仙賞が行われました。
勝ったリリエンタールはモンジュー産駒、
2着のブレイクアセオリーはガリレオ産駒で
ともにサドラーズウェルズの血を引く欧州血統、
絵に描いたようなマル外のワントゥーフィニッシュになりました。
不良馬場でパワー決着になったのも幸いしたのでしょうが、
430キロと小柄な馬体のどこにパワーが秘められているのか、
あらためて血脈とは恐ろしいものだと思われました。
リリエンタールは当サイトも何かとお世話になっている
山本英俊オーナー所有馬で藤澤和雄調教師が管理しています。
このオーナー、トレーナーのコンビは
すでに葉牡丹賞を勝ち上がっているミッションモード、
新馬、500万条件を連勝したペルーサとあわせて3頭目の2勝馬。
いずれもまだ賞金加算が必要ですが大きく夢が膨らんできました。
ダービーには縁がないとされる藤澤調教師ですが、
02年には一挙に4頭出しで臨み、
シンボリクリスエスが2着、マチカネアカツキが3着と健闘しました。
翌03年も3頭出しでゼンノロブロイが2着、ゼンノジャンゴが5着、
宿願のダービー制覇まであと一歩のところまで来ています。
まだ3ヶ月も先の話ですし、賞金加算も簡単ではないでしょうが、
なんとか頑張ってほしいですね。
これで良血馬シャガールが戦列復帰して割り込んでくれば、
ことしの牡馬クラシック戦線は一気に華やかなものになりますね。
さて、これら新星群を迎え撃つように今週の弥生賞で
大器の呼び声高いヴィクトワールピサが雄姿を見せるようです。
春一番も吹いて、いよいよクラシックロード一直線ですね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
今週3月4日にはドバイでウオッカとレッドディザイアが、
トライアルのマクトゥームチャレンジR3に出走します。
東京サラブレッドクラブHPに現地情報が掲載されていますから、
ご興味のある方はのぞいてみてください。
どうぞよろしくお願いします。