2010年03月06日
こんにちは。
レッドディザイアがやってくれましたね。
彼女はみなさんご存じのようにドバイ・ワールドCトライアルにあたる
マクトゥームチャレンジR3(G2)でみごとな勝利を飾りました。
松永幹夫調教師、関係者のみなさん、おめでとうございます。
ペリエ騎手、素晴らしいレースをありがとうございます。
馬主の東京サラブレッドクラブのみなさん、おめでとうございます。
みんなが喜びを分かち合えるクラブ法人の馬が
世界が注目するレースを勝てたことがうれしいと思います。
ご承知のようにレースは完全な前残りの展開となりましたが、
後方2番手を進んだ彼女とオリビエ・ペリエ騎手は
直線で1頭だけ次元の違う鬼脚を見せてくれました。
彼女の母グレイトサンライズはその父がカーリアン、
母系には代々サドラーズウェルズ、トップヴィルと
ヨーロッパの深い芝で活躍した名血が配合されています。
父マンハッタンカフェはサンデーサイレンス直仔ですが、
その母系はヨーロッパ色の濃い構成でいかにも底力がありそう。
オールウェザーを主戦舞台に無敵の快進撃をつづける
ゼニヤッタもアメリカ馬としては異色のヨーロッパ血統ですね。
さあ、迷いますね。
距離もコースも本番と同じアールウェザーの2000m、
なにしろ今回2着に負かしたグロリアデカンペオンは
昨年のワールドCの2着馬ですから実力のほどはたしかです。
当初の予定どおりシーマ・クラシック(芝2410m)へ向かうのか、
ホコ先を替えて世界最高賞金のワールドCに果敢に挑むのか、
3週間後に迫ったドバイミーティングに胸が躍ります。
東京サラブレッドクラブのホームページに
レッドディザイアの現地ナマ情報が掲載されています。
ご興味がおありでしたらのぞいてみてください。
さて、日本では桜花賞トライアルのチューリップ賞がメインです。
90年代に7頭、00年代に5頭と20年間で12頭にものぼる
桜花賞馬を輩出したゲンの良いレースです。
ここ最近でも昨年のブエナビスタがチューリップ・本番を連勝、
3年前のダイワスカーレットはこのレースはウオッカに屈しましたが、
本番ではみごとに逆襲を決めています。
ことしは昨年の阪神ジュベナイルフィリーズを勝った
2歳チャンピオン・アパパネが本番へ向けてスタートします。
ことしはレッドディザイアやブエナビスタのような馬が出てくるのか、
なんとも胸が高鳴る思いがしますね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
明日もどうぞよろしくお願いします。