2010年03月09日
こんにちは。
ウオッカは残念なことになりましたが、
彼女はもう十分すぎるほど走ったと思います。
ご苦労様、
そんな気持ちでいっぱいなのはファン共通の思いでしょう。
3歳時の07年はドバイデューティーフリー、宝塚記念、
ジャパンCと3つのG1を勝ったアドマイヤムーンが
年度代表馬に輝きましたが、
彼女がダービーを完勝した姿はもっとも記憶に残るものでした。
そして08年、09年と2年連続で年度代表馬に推奨され、
まるまる3年間、彼女は日本競馬の最先端を走り抜けました。
JRAの屋台骨を支えた “肝っ玉姉さん” といっていいでしょう。
いろいろ事情はあるのでしょうが、
彼女の父タニノギムレットやキングカメハメハなどの名馬が
早々に引退してしまうケースが目立ったここ最近だけに、
彼女のけなげな駆けっぷりはファンにとって心強いものでした。
アイルランドに渡って母馬となるそうですね。
ぜひ、いい仔を出してください。
タニノギムレット、ウオッカとつづいた日本ダービー父娘制覇を
さらに伸ばしていってほしいと思います。
シーザスターズとの交配が実現すれば、
母アーバンシーから息子シーザスターズを経て
凱旋門賞3代制覇なんて夢も見られそうです。
きょうも来てくださってありがとうございます。
ウオッカは去っていきましたが、
ニューヒロイン・レッドディザイアが目標をワールドCに切り替え
ウオッカの分も走ってくれることでしょう。
今週のフィリーズレビューではヒロイン候補・ラブミーチャンが
桜花賞をめざして芝コースを試走します。
競馬の春ははじまったばかりです。
どうぞよろしくお願いします。