2010年03月24日
こんにちは。
今週は注目レースが目白押しですね。
KBS京都・競馬中継司会者の出光ケイさんが
週刊競馬ブック3月28日号のコラムで
「1年間でいちばん贅沢な週末」 と書いていらっしゃいます。
まったく同感です。
ドバイワールドC(AW2000m)のレッドディザイア、
シーマクラシック(芝2410m)のブエナビスタ、
ゴールデンシャヒーン(AW1200m)のローレルゲレイロ、
ゴドルフィンマイル(AW1600m)のグロリアスノアと
日本馬が挑戦するドバイミーティングはもちろんなのですが、
皐月賞最終関門の毎日杯には素質馬・良血馬がそろい、
日経賞ではダービー以来のロジユニヴァースがカムバックします。
G1レースの高松宮記念が霞んでしまいそうな豪華ラインナップ、
まさに “いちばん贅沢な週末” というのが実感です。
ドバイのレース展望は合田直弘さんの連載コラム
『海の向こうの競馬、そしてホースマン7』をご覧いただくとして、
毎日杯には興味深いメンバーが集まりましたね。
2戦2勝のリルダヴァルはディープインパクトの甥にあたります。
兄たちは体質的に弱いところがあり出世できませんでしたが、
無事に使えるようなら相当な器だと評判が高いようです。
同じサンデーレーシング所属のルーラーシップは
ご存じエアグルーヴの息子、超良血馬ですね。
皐月賞を最優先とするなら賞金加算の関係で
1着ルーラー、2着リルだと両馬ともに出走権を確保できます。
クラブとしてはこれが理想なのでしょうが、さて・・・?
ダノンシャンティも近親にシングスピール、ミレニアムウイングなど、
文句のない良血馬で、これも皐月出走には2着が最低条件です。
このダノンとともに前走はドバイ出張中の藤田騎手のザタイキ、
今回は武豊騎手がピンチヒッターですね。
現状ではレーヴドリアンなどと同様に皐月出走ボーダーライン上、
悪くても2着を確保してクラシック第1戦に駒を進めたいですね。
ミッションモードは勝つことが絶対条件になります。
クラシック・皐月賞ばかりがレースじゃないのですが、
整理すると勝たねばならないのがルーラーとミッション、
2着でOKなのがリル、ダノン、ザタイキの3頭、
有力馬に限ればこうした関係図になります。
きょうも来てくださってありがとうございます。
『海の向こうの競馬、そしてホースマン7』、
『馬名ミュージアム』を更新しました。
“いちばん贅沢な週末” をご一緒に楽しみたいと思います。
どうぞよろしくお願いします。