2010年03月25日
こんにちは。
きのうはKBS京都競馬中継司会者・出光ケイさんの
「1年でいちばん贅沢な週末」 という言葉を紹介しました。
ドバイ・ワードC出走のレッドディザイアですが、
東京サラブレッドクラブ・ホームページの現地情報によれば、
松永幹夫調教師が見守る中、順調に追い切られたようです。
ますます楽しみが膨らみますね。
東京サラブレッドクラブHPは毎日更新されています。
あわせて “ミスター海外競馬” 合田直弘さんのコラムも連載、
お暇なおりに充実した内容をぜひご覧になってください。
さて “贅沢な週末”、ちょっと気になっているのが、
27日の中山3歳500万下の平場レースです。
父がステイゴールドで母がダイナフェアリーという血統の馬、
フェアリー24歳のときの仔で最後の産駒だからラストノート。
6月19日生まれと相当な遅生まれですから小学校低学年でいえば、
4月1日生まれと3月31日生まれくらいの差があるのでしょうか。
でも2月末の新馬戦を横山典弘騎手でしっかり勝って、
名前どおりクラシックのラストチャンスをめざすようです。
母のダイナフェアリーはラストと同じ鈴木康弘厩舎に所属し、
京成杯、牝馬東タイ杯、エプソムC、新潟記念、
当時はまだG3格付けだったオールカマーとG3ハンターでした。
息子のサマーサスピション、ローゼンカバリーも鈴木厩舎に所属、
こちらはサマーが青葉賞、ローゼンがセントライト記念、AJC杯、
日経賞、目黒記念とG2勝ちを収めています。
まさに鈴木康弘厩舎ゆかりの血といっていいでしょう。
鈴木師はハイセイコーを管理した鈴木勝太郎師のご子息で、
20歳代の頃には足掛け3年のイギリス留学を経験した海外通、
帰国してすぐに調教助手としてハイセイコーにめぐりあっています。
勝利を宿命づけられた人気馬の調整は大変だったと思います。
その鈴木師が送り出すラストノートの走りに期待しましょう。
きょうも来てくださってありがとうございます。
合田直弘さんの『海の向こうの競馬、そしてホースマン7』、
きょうもドバイのホットな現地情報をお届けします。
どうぞよろしくお願いします。