2010年03月28日
こんにちは。
3月最後の日曜、きょうも来てくださってありがとうございます。
まるで三ツ星レストランの豪華ディナーを目の前にしたような
贅沢な土曜競馬、ご堪能なさったことと思います。
秋の凱旋門賞当日にもこんなメニューをお願いしたいですね。
さて、きょうは春のG1第1弾・高松宮記念が行われます。
名古屋のファンには思い入れの深いレースですね。
1971年の創設ですが、95年までの20数年間は
芝の2000mで6月末、7月上旬に実施されていました。
初期の頃は天皇賞が勝ち抜け制でしたから、
メジロアサマ、ベルワイド、フジノパーシアといった
天皇賞に出られない天皇賞馬が出走してきました。
ハイセイコー、トウショウボーイ、オグリキャップなどの
“中距離の名馬” も貫禄を見せに中京へやってきました。
名古屋のファンにとっては極上のディナーを味わえる
贅沢で特別なレースとして記憶に刻まれています。
96年から1200mのスプリントG1戦に昇格したわけですが、
G2でかまわないから記憶に残る競馬が見たい、
ファンの中にはそんな思いを抱いていらっしゃる方もいるでしょう。
最近、ちょっと影の薄くなっている日本のスプリントレース、
出走各馬に頑張って面白いレースを提供してほしいと思います。
キンシャサノキセキは父フジキセキのシャトル時代の産駒、
母の半兄に種牡馬グルームダンサーを持つ良血で、
スプリントレースが盛んなオーストラリア生まれという変り種。
目下、重賞3連勝中と7歳にして本格の兆しがあります。
日本のスプリント界に新しい風を吹き込んでくれたらと思います。
それでは皆さま、良い日曜日をお過ごしください。
あすもJ-horsemanをよろしくお願いします。