2010年03月31日
3月もきょうが最後、いかがお過ごしでしょうか。
小寒い日がつづきますが、月が替われば桜も満開でしょうか。
さて、今週のメインは産経大阪杯。
天皇賞の前哨戦という位置づけはよく分からないのですが、
まあ、これはこれで中距離自慢が集まるレースということで
大いに楽しみたいと思います。
歴代の勝ち馬も2000mに実績のある馬が貫禄を示しています。
08年のダイワスカーレット、06年のカンパニー、
02年と05年に変則連覇したサンライズペガサスなど
3200mの天皇賞は苦しいが2000mなら、といったタイプですね。
07年メイショウサムソンはステイヤーのイメージが濃いのですが、
皐月賞を勝ったスピードの裏づけがありました。
昨年のドリームジャーニーは全9勝のうち阪神4勝、中山3勝、
小倉と新潟が1勝ずつ、明らかに小回りコースに適性がありそう。
2000mの距離も問題なく、そもそも小倉記念2000m、
朝日チャレンジC2000mで長い不振から復活した馬です。
10年以上さかのぼっても99年のサイレントハンターは
全11勝中9勝をこの距離で挙げている2000mマイスターでした。
98年のエアグルーヴもオークス馬のイメージが強いのですが、
天皇賞・秋を含めて2000mは5-1-0-1と抜群の実績。
天皇賞・春に要求される粘り強いスタミナよりは
軽快なスピードが不可欠なレースといえそうですね。
で、ことしの出走馬をながめてみると、
実績、馬場・距離適性からドリジャニ優位は動かないのでしょうが、
彼はなにしろ大望がある身、ここが目標とは思えません。
とはいえ2000m戦3-2-1-1のヤマニンキングリーは休み明け、
馬券的にはけっこう難しいレースになりそうです。
2000mで重賞実績のあるサクラオンリー、タスカータソルテ、
ホッコウパドゥシャなども虎視眈々と一発を狙います。
重賞実績はないのですが、この距離2勝のベストメンバーは
母の父サクラユタカオーが大阪杯と天皇賞・秋を制して
2000mは2戦2勝の中距離ランナー、ちょっと注目でしょうか。
きょうも来てくださってありがとうございます。
J-horsemanは、あす4月1日で1周年を迎えます。
2年目もどうぞよろしくお願いします。