2010年04月03日
こんにちは。
きのうは3歳クラシックへの出走権をめぐって
苛烈なサバイバル競争がはじまるというお話しをしました。
馬主さんや調教師は大変な決断を迫られることになります。
『決断とは、目的を見失わない決意の維持にほかならない』
第2次世界大戦の有能な司令官であり、
のちに大統領としても “アイク” の愛称で人気者だった
ドワイト・アイゼンハワー氏の言葉です。
決断は “清水の舞台から飛び降りる” などと表現されますが、
そうした “丁半バクチ” みたいな一過性の猛勇ではなく
計画を計画どおりに進める意志の力だということでしょうか。
目先ではなく、サラブレッドの一生を見通した計画があり、
その流れの中で出走レースが決められていくのだと思います。
もちろん計画通りにいくことはほとんどありません。
人間もサラブレッドの世界もそのことに変わりありません。
計画に修正はつきものだけれども、そこで目的を見失っては
本末転倒だよ、とアイクさんはいっているのでしょうか。
きょうの中山・山吹賞にシャガール、
あすの阪神・500万下にトゥザグローリーが出走します。
ダービーに向けて計画通り発進することができるでしょうか。
ぜひそうあってほしいと願っています。
きょうも来てくださってありがとうございます。
『海の向こうの競馬、そしてホースマン7』は朝方の更新になります。
どうぞよろしくお願いします。