2010年04月09日
こんにちは。
桜に強いといわれるお話をしてきました。
さて、きょうは桜に強いジョッキー篇です。
やはりここでも武豊騎手がダントツの成績を残しています。
“伝説の出遅れ劇” シャダイカグラの89年にはじまって
92年、93年はベガ、オグリローマンで2連覇、
ファレノプシス、ダンスインザムードまで計5勝ですね。
ことしは落馬負傷で騎乗機会がないようですが、
復帰すればまたG1を勝ちまくってくれるんでしょうね。
きのうラナンキュラスが母ファレノプシスにつづいて
史上初の母娘2代の桜制覇なるかのお話しをしましたが、
武豊騎手の父上・武邦彦さんは桜花賞を2勝しています。
父子で7勝というのはギネスものの記録かもしれません。
父子制覇といえば福永祐一騎手も自身が2勝、
父の洋一さんも2勝、計4勝を挙げています。
この仲間入りのチャンスがめぐってきたのが横山典弘騎手、
父の富雄さんは中山大障害5勝など障害の名手として知られ
平地でも73年にニットウチドリを桜の女王に導いています。
ところで関東所属のジョッキーによる桜花賞制覇は
85年エルプスの木藤隆行騎手までさかのぼります。
25年間、四半世紀も勝てないのはちょっと情けないです。
そもそも騎乗機会が少ないとか、
“西高東低” がつづき勝ち負けを争う馬に恵まれないとか、
事情はいろいろあるのでしょうが、
ことしは関東所属馬に例年になく有力馬がそろい、
ちょっと言い訳のできない陣容になりました。
関東所属ジョッキーにぜひ頑張ってもらいですね。
きょうも来てくださってありがとうございます。
枠順も決まりいよいよ発走を待つばかり、
みなさんの馬券に女神が微笑みますように。