2010年04月13日
こんにちは。
一昨日の桜花賞はちょっとした “事件” でしたね。
1番人気アパパネが勝ち、3番人気オウケンサクラが2着、
人気サイドの決着のどこが “事件” なんだ?
そうおっしゃる方も多いでしょう。
でもアパパネはキングカメハメハ産駒で母父がソルトレイク、
オウケンサクラは父がバゴで母父がリアルシャダイ、
3着に健闘したエーシンリターンズも父キングカメハメハ、
母父がキャロルハウスという血統です。
共通点はサンデーサイレンス系の血が入っていないことです。
サンデーサイレンス系は過去11年、
母父SSの2頭を含む8頭の桜花賞馬を輩出してきました。
勝てない年でも2着、3着には必ず顔を出しています。
昨年などはスペシャルウィーク産駒ブエナビスタ、
マンハッタンカフェ産駒レッドディザイア、
アグネスタキオン産駒ジェルミナルが上位を独占しています。
それがことしはSS系 “全滅” という事態になりました。
長い歴史の中のホンのちょっとしたアクシデントなのか、
それとも “リーダー交代” の地殻振動のはじまりなのか、
注意深く見守る必要があるようにも思います。
その意味でもSS系の有力馬がそろった今週の皐月賞、
非常に興味深いものが感じられます。
きょうも来てくださってありがとうございます。
あすもJ-horsemanをよろしくお願いします。